明けましておめでとうございます。かのこです。2018年始まりましたね。
久々に会社に出社したら年末までやってたことなんも覚えてないし 、しかもなんか年末にうっかり書類を三途の川に捨之介しちゃったようなしてないような気もしなくもないような٩(•౪• ٩)
※シュレッダーは三途の川のオマージュ
あっれ~??さすがに捨之介はしてないとおもうんだけど…と思いながら書類探してるうちに3日間終わりました(書類見当たらぬ顔の蘭兵衛をきめこむ)
今週から本気出す。
年明けびっくりしたのはあれですね
新垣さん離婚したん(^ω^)
早ッッッ
推しの結婚もスンッてなるけど、推しの離婚はもっと嫌だなと思った年始め(^ω^)
自由なご時世ですから結婚も離婚も好きにしたら良いと思うのだけど、多かれ少なかれファン離れさしてまで結婚したのだから幸せになってほしいよね……
そして推しを降りたファンは、それ以上に幸せになってほしいね……
新垣さんのりさ子繋がりで…うわーりさ子っぽーいと思ったので、つい先日見た映画の話するね。
こちらです。
脳内ポイズンベリーっていう映画
ちなみにわたし原作の漫画は読んで5分で挫折しました(ごめん)
やーただ単純に神木きゅんと眼鏡の西島秀俊に癒されたいだけのあれだったんですけど
なんだこれすごいこじらせオリキ映画じゃねえかよ!!!
ポップなりさ子(^ω^)
たぶんね、普通の人は終始イライラして終わるだけだと思うんだこの映画…www
こじらせオリキに響く作品だなと思いました。
推しに疲れたオリキはちょっと元気をもらえる…………かもしれない(^ω^)
ディズニーのインサイドヘッドって映画わかりますかね?
主人公の女の子の感情(喜びや怒り)をキャラクターにデフォルメし、女の子の脳内でそれぞれのキャラクターたちがあれこれ揉めたり協力しながら感情や人格をコントロールしていってるんだよっていう話。
記憶や精神のメカニズムが大変わかりやすく表現されており脳科学や心理学に触れたことある人ならおぉ~!ってなると思う。
ちなみにこちらの映画も大変おすすめです。わたしはくっそ泣いた。
子供向けかと思いきやグッとくるのは大人。
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簡単に言うとこの、インサイドヘッドメンヘラ女版ってかんじです。
かわいい神木くんや素敵な眼鏡の西島秀俊は主人公「いちこ」の脳内に存在する喜怒哀楽の感情に当たるわけです。
映画や漫画って主人公の心情は本人のモノローグで表現されるのが普通ですが、そういうシーンはこの映画は感情たちの脳内会議で表現されるわけです。
いちこちゃんが葛藤してる場面は、大丈夫だよ~!なんとかなるって(^ω^)みたいな楽天的神木隆之介(かわいい)と、いやむりむりむりむりつらいむりぜったいやだやめようみたいなネガティブ吉田羊がとっくみあいの喧嘩をしてる横で理性の西島秀俊(素敵めがね)がゲンドウになってる絵面になるわけですね。
有名なマサル会議です
キャンディーのつかみ取りにオンディーが混ざってたりするやつです
そういう感情表現もおもしろいんですが、主人公いちこちゃんは人間関係に不器用でなんかいつもきょどってるしあまり自己主張をしない内向的な子。
気だるげクズの古川雄輝とキモ爽やかのソンハの間でフラフラフラフラ…(呼び名よ)
とにかくまーイライラするんだわ(^ω^)
いや、ほんとやめなよそんな男
我らのソンハ先生の告白シーンとキレ芸は見ものですwww
キモキュン
古川雄輝の気だるげゆとりクズがすごくてね!(ほめてる)
気だるげクズといったら忍成修吾か窪田正孝かみたいな話だけど古川雄輝の覇気のない気だるげゆとりクズもなかなかですよ!(すごいほめてる)
若手クズ物件も豊富だな!(藤原竜也がいる限りクズ界は安泰です)
この、覇気のない怠惰的ひょろひょろ気だるげクソゆとりクズに入れ込むいちこちゃんがもうほんと若手俳優にのめりこんで勝手に病んでく2、3年目のオリキのようで辛い。
案の定2人はケンカが絶えずに、せっかく良い雰囲気になっても、どちらも大人げない態度を取り、ふてくされてもういいよ!!みたいになって。※いちこちゃんが30、早乙女(古川の役名)が美大生?フリーター??設定
2人ともお互いのことは好きなのに、いや違うな、好きだからこそ、相手のちょっとした言動にイラッとしたり、勝手に解釈して傷ついたり、言葉足らずで自分の心情をうまく相手に伝えられなかったり、言いたいことを飲み込んでしまったり、言葉にせずとも相手はわかってるであろうっていう謎の思い上がりとか、「なんでわからないの?察して」と「言葉で言わないとわからないよ」の押し問答とか、ほーんともうぜんぶ「それ!」ってなる。
いや、おまえらそんなケンカするならさっさと別れろやって思うんだけどやっぱり情があるから好きだからダラダラと関係を続けてしまうし、会ったら「好きー!」って思うんだよね…
なんかね、ブラック企業に勤める社畜みたいなもん。やめたいのにやめれない。
これな、この堪え忍ぶことが美徳とされるこの国の謎の「やめる気力があるなら続けられる」「辛い思いしたほうがより良い」精神論な。何なんだろうな(^ω^)?
修行僧かよ
マジ若手俳優と2、3年目のオリキの図。
誰だって好きな人と一緒にいたいし、会ったら穏便に仲良く楽しく過ごしたいじゃないですか。
元々引っ込み思案でビビりないちこちゃんはだんだんと早乙女の前では感情を押し殺して作り笑顔で言葉を濁し、波風立てずにやりすごすようになります。
好きな人と一緒にいたい、うまくやりたい、だから、無理して我慢して相手に合わせて…でもそんな状況長く続くわけがない。
早乙女が作ったオブジェ、たぶんいちこちゃんと早乙女を象徴するチューリップとお魚。
早乙女にテーマを聞いたら「どちらかは息ができない」と答えた。
そうなんですよ、息ができないんです。
「あなたといると苦しいの、息ができない」
人と人だから相手のことを受け入れて我慢したり、許容することも必要だけどいくら好きでも一緒にいたくても空気がないと、太陽がないと、死んじゃうんだよ。
なにも言わなきゃ言わないで「怒りも泣きもしなかったじゃないか、俺のこと好きじゃないんだなって思った」と言われ、自己主張したらしたで子供っぽいケンカになり衝突する。
クライマックスいちこの叫びには心がギュッとなります。
てか、あの終わり方はちょっとドキッとするよね??あれ??りさ子????
「大事なのは誰を好きかじゃない。誰と一緒にいる自分を好きかということだ」
「自分を好きになれないと幸せになれない」
後生に残したい劇中の名言。
皆さんは、好きな人と一緒にいるときの自分のこと好きですか?
卑屈になって自分を過小評価してはいけないよっていう越智さんの言葉もとても良いね。
自分にはこれしかないのに
やめてしまったら、あきらめてしまったらどうなるだろうって恐れがあるから
いつまでも我慢して、しがみついて、自分を殺して、苦しんで、後悔して
むなしくて、悲しくて、前が見えない
でも続けることを放棄したら案外世界は開けてて、寛容で、明るくて、やさしいんだ。
昔、別れ際に「自分が幸せにならないと人の幸せは祈れないよ」と言われたことを思い出しました。
なかなか深い言葉だったなあと今になって思います( ˘ω˘ ) 年の功だな。