舞台「りさ子のガチ恋♡俳優沼」の小説版がついに発売されました!
これは今後もいろんなメディアミックスが楽しみですね!
わたしは映像で見てみたいです。
わりとオタクを題材にした作品最近多いけど、おたくたいへんだけどたのしい!!!おちこむこともあるけどわたしはげんきです!!推し尊い!!!みたいなのばっかりなので、この作品はそこへ一石を投じるのではないでしょうか。
先日、発売をお祝いする会に少しだけお邪魔してきました(と言いつつ3時間くらい居座りましたすみません)
りさ子の登場人物にちなんだ名前のお酒がおもしろかったです(^ω^)
↓これは友達が頼んだ「匂わせるるちゃん」
めっちゃ炎上しとる(^ω^)
「RISAKO」は冬場の学校のプールみたいな苔色の液体出てきて笑いました。まさに沼(^ω^)
りさ子のガチ恋♡俳優沼刊行おめでとうございます!!!チャージ用のお菓子を死ぬほど駆逐してたのはうちらです(^ω^)
— かのこ (@kanoko0218) 2018年4月20日
シャンパンタワーもだんだん見慣れてくるというwww
くれはさん「政権伝説の桂のCVは保志で伊藤は子安」
うちら「わかるー!!!!!」 pic.twitter.com/KkwAoBQdgw
政権伝説のキャスティング勝手に考えてるときが1番盛り上がってましたwwwまいかちゃんが横で「夏コミで政権伝説はジャンプの日と被らないから行けるわ(^ω^)」とかぼそっと呟いてたのくっそわろた
— かのこ (@kanoko0218) 2018年4月20日
政権伝説は二次創作積極的にOKらしいです
蒲田でオンリーイベントやりたいそうです
(くれはさん談)
前に、 レミゼラブルを初めて見た友達に感想聞いたら「なんかわからんけどすごく感動して涙が出た」って言われたんだけど、これってすごくもしかしたら1番正直な気持ちなのかもしれないって思って。
わたしもワンピース歌舞伎見たとき、「ア………ア……」って言いながら、ただ手から砂金出すだけだったわ(カオナシ)
感想聞かれたら「なんかわからんけどすごく感動して涙が出た」って言ったと思う。
だから、「何なのかわからんけど○○」ってすごくわかるっていうか、ただそれを表す的確な言葉がわからないだけの話で
テスト前とかの「わからないところがわからない」とか「何からやったらいいかわからないけどやばいことはわかる」みたいな状況ってめちゃめちゃそれな!!ってなるじゃないですか。
去年、りさ子の舞台を見たときもそんな気持ちでした。
なんかわからんけどヤバイの見た
そんな気持ちでした。
終演後に友達と「なんかわからんけど」の部分をひとつひとつ確かめるみたいに感想話したのを今でも覚えてます。(ルミネエストのうどん屋で)
そんなりさ子のガチ恋♡俳優沼の小説版ですが、本筋は舞台版と一緒だけど、ラストが違ってたり、舞台にはあって小説にはないシーンもあるし、文字として得る情報と俳優さんたちのお芝居やDVDの映像として得る情報はまた違うので、とても新鮮でした。
小説は、りさ子、るるちゃん、あっきー3人のモノローグを中心に展開されるので、それぞれの視点から読者は物語を追う形になります。
あー、あのシーンのりさ子やるるちゃんはやっぱりこういう気持ちだったんだなーって文字化されることでわかったこともあるし
舞台版のラストや愚痴垢の表現なんかはあれは舞台でしか表現できない特別なものだと思う。
舞台を見た人も、小説から読む人もどちらも楽しめると思います。
舞台見たとき、ブログに、これって○○だよね、この後たぶんああなるよねwwwみたいに書いたことが小説に書いてあると、おぉ~!ってなったりして楽しかったです。
りさ子やるるちゃんを完全に擁護する気はないけど、でも同性だからこそわかるって部分もたくさんある。うらやましいな、いいなって思う部分もある。
翔太くんに至ってはずっと(わたしはりさ子と同じお客さん側の人間だから)「うわぁ翔太ほんとないわ…うわぁ…」ってかんじだけど、若俳ってほんと翔太くんみたいなかんじの子多いと思う(悪い子ではないむしろ真面目で優しい子なんだが思慮が浅く要領が悪いみたいな)
人の感情ってこんなにも複雑なのに、それを表現する言葉や手段が圧倒的に乏しい。
こんなにもメディアや言語が発達した世の中なのに。人だけがずっとずっとアナログのままだ。
この物語は
匂わせはダメだよとか、ストーカーはダメだよとか、のめりこんだリアコはやばいとか、若俳はもっと危機感持てとか、芸能界の闇とか、ネット社会の恐怖とかそういうことよりも
虚言でも誇張でも夢物語でも何でもない
気持ちや言葉の伝え方がわからない人たちの、下手な人たちの、懸命に足掻いて生きる姿だとわたしは思ったよ。
愚かで浅はかでうそつきで欲が深くてわがままで
いつも迷って、後悔して、自分を偽って、他者を否定して、傷ついて、傷つけて
それでも誰かを好きになって、喜んで、悲しんで何度も同じことを繰り返す
荒唐無稽で不安定で矛盾だらけでそれでも愛しいわたし達の姿だと思ったよ。これが人間だよね。
読み終わった後の感想はやっぱりあれですよね
「なんかわからんけどヤバイの読んだ」
松澤くれはさん、刊行おめでとうございます。
P.S まりステが気になりすぎる。