あけましておめでとうございます。
3年待ったフランケンシュタインの再演が開幕しまして、年明け早々おたくはアドレナリン吹き出してヒャッハーしてます。
初見の人の後頭部なぐられてカオナシみたくなってる感想聞くのめっちゃ楽しくて3年前の自分を思い出しました。
地獄へようこそ。
いいよねえ。初めてときの感情って初めてのときしか味わえないもんねえ。
みんな、それぞれのフランケンを楽しもうねえ。
組み合わせが4種類あるので、自分好みのペアを探すのがまた楽しかったり。組み合わせを複数見てからが本番みたいなとこあるよね。
イカれたメンバーを紹介するぜ!
ネジのぶっとんだ天才の役やらしたら右に出る者なし。圧倒的光属性。声帯が楽器。歌で人を殴り殺す歌唱力ゴリラ中川!
よく人殺して神になりたがってる永遠の拗らせ14歳。(いろんな意味で)見てる者の心に深い爪痕を残すが顔は濡れた柴犬柿澤!
出てきただけで死を予感させる男。死に芸と焼きごてには定評がある。圧倒的不幸に客席の涙が止まらない。愛しさとせつなさと心強さと加藤!
繊細な芝居と人外の頭身。背徳感が服着て歩いてる(言うて服そんな着てなかったわ)泣き方が女優(他のメンバーはぐちゃぐちゃべそべそに泣く)ロングコートとベストの化身小西!
どれ見たらいいのかって話だけど
公式的にも推してて、メインビジュアルにもなってて、たぶん1番その組み合わせで稽古もやってんだろうなってかんじの中川&加藤or柿澤&小西が安定してるしバランスが良いと思いますね。
個人的に好きなのは絶望で殴り続けられる柿澤&小西なのですが、人におすすめするなら柿澤&加藤かな。
作画で言うなら久保帯人、映画監督の作風で言うならガイ・リッチー(ちなみに、中川&小西はティム・バートンと思うんですけどどうですかね?)
拳の殴り合いみたいな組み合わせ。かっこいいんだよ。この組み合わせ、かっこいいの。アツくてかっこいい。怪物とビクターの対峙とか少年漫画の見開きみたい。
あっきーは歌唱(と芝居)がちょっと独特(聞き取りづらい、譜面に謎のアレンジを加えてくる等)、小西は本人の音域の関係で曲のキー変えてる箇所があるのでそういった面もふまえ初見さんにも優しい組み合わせかなと。
あとみんな再演になってパワーアップしてるけど、特に和樹の進歩が著しく素晴らしいので(特に初見の)人に勧めるならわたしは柿澤&加藤ですね。
とかいって演技プラン初演と変えてきてたらどうしようww
1/8、1/9とそれぞれの初日見て
「今日かきこに見たら、人間なんて死ねばいい…!!!ってめっちゃ思った」
「昨日のあきかずではあんまりそういうこと思わなかったのに…」
この差は何なのか我々はすぐ概念の話を始めるのであった…
たしか初演のときのアフトクだったかな?忘れてしまったけど、あっきーが最後のシーンについて「勝利」だと言っててものすごく府に落ちたんですよね。
なんていうか、そういう、おたくに考察や妄想の余地を絶妙に残してくれてるところもこの作品の良いとこではないですかね。
わたしフランケン初演のとき2回インフルかかったので(違う型のやつ)皆さんもこの季節マジきをつけて。
キャストもスタッフもお客さんもごはんもりもり食べてあったかくしてよく寝て体調にきをつけて生きて大阪千秋楽を迎えようね!!!
今年もよろしくおねがいします!!!!