かのコレ

キャスト発表されたときだけ元気になる茶の間

久々のレミゼ

かなり久しぶりにレミゼ見てきました!ってことを今さら書こうと思います(^ω^)

 

わたし2015年の公演見てないんだけど最後に見たのいつだ?って、おもわず自分の旧ブログ見に行ったら最後に見たの2013年でした

 

2013年てあれか、これがあった年か

https://togetter.com/li/496518

 

爺ヴァルジャンたちのやり取りと出たくてしょうがない岡幸くっそうける

 

この年の東宝ホットワード「演出上の都合」だったもんね(^ω^)

 

もうありとらゆる問題が演出上の都合で片付けられた年だったもんね

 

あーー思い出してきた思い出してきた

 

ちゃんと全キャストみれるようにチケ取ったのに手持ちのエポニーヌ全部昆ちゃんになって超キレてたんだわ(ただのエポニーヌ厨)

 

懐古ババアなので新演出がどーーしても好きになれず、新演出になってからあんま通ってなかったんだよね。

 

初めて新演出見たときのわたしのブログ

ガブローシュのだんご虫みたいな衣装やめろ

って書いてあってくそわろたんだが

だんご虫て

 

まーそんなかんじで今年もスルーしようと思ってたんですが

 

は????SPウィークって何?????って気付いてからのおたくの行動力は早い。

なんだよこれキャストわかんないってなんだよふざけんなよ13000円の20連ガチャかよ高っえな(スチャ)←財布

 

なので4年ぶり!のレミゼ

6/16の公演をみてきたよ
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なんかもっと2013年はあらゆるシーンの過剰演出がもはやコントかよ!?ってかんじだったんですが、だいぶまろやかになりましたね。

 考えてみれば、十二夜ジェーン・エアもそうだったけどジョン・ケアードって余韻の残る日本人好みの上品な演出だったんだよね。それが新演出になったらなんかバタバタした過剰な芝居になってそれがなんかちょっと個人的に苦手だったんだよ。でも久々に見たらだいぶマイルドになってました。何年も経って少しずつマイナーチェンジしてったのかな。

 

ヤン・ヴァルさんはあれやで落ち着きのある別所哲也

それもはや別所哲也であることのアイデンティティを放棄してるわけですけどそんなかんじでした(伝われ)

 

なんかさ、キャストみんなあっさりしすぎじゃないですか??淡白?なんか…大人だよね…

死んでもいいさってポンメルシーも早々に言ってたし(大体のポンメルシー早々にそう言います)

2007、2009あたりなんてキャストみんなもっとびゃあびゃあに泣いてたし個性を振りかざして走るパッションという名の(暴走)電車じゃなかったです?個性と個性の衝突事故みたいな。

 

懐古厨は、新演出のいいとこなんてひとっつもねえわ!くそっ(知念ファンテで早くも号泣しながら)て思ってたけど思い出した、1個あった。最後司教様出てくるところや。あれあかんよな。

あれ不意打ち。

 

Twitterにも書いたんだけどさ

若い頃はエポニーヌで泣いてたの。でもある程度年齢を重ねたらファンテとかガブローシュとかジャベールですげえ泣くようになって。

年を取るとともに琴線に触れるところも変わってくるのだなあと。

わたしM!もそうだった。若い頃あれ見ても別にふーんとしか思わなくて。でも歳取ってから見たらお父さんとお姉ちゃんでくっそ泣くっていう。

 

あとはまあ、あれだよねコゼットとマリウスが自分の好みじゃないと最終的に泣けないっていうね(^ω^)

レミゼあるある

 

あと相葉アンジョは茶柱みてえだな

もしくはプリッツ

 

あの、ばっさんが帝劇っすよ…アンジョっすよ…なんとかとなんとかを編み込んでタペストリーラン!してた子が…感無量やね

 

なんか、何が良いとか何が感動とかよりも、ほんとに舞台が好きで劇場に通うのが楽しくてしょうがなくて何度も足を運んでた頃のことを思い出してわたしは泣いた。

余計な知識とか価値観とか偏見とかそういうのなく純粋に楽しめることって何よりの幸せなのかもしれない。

 

そしてSPカテコ登壇者はこちら
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1人だけ召されたヴァルジャンみたいな人いるんですがそれは(^ω^)←俺らのキヨタカイマイ

ジャベールおじさんたちのスターズはやはり圧巻ですね。

なんかさー今の若手(っていうほどみんな別に若くないのだが)みてると、こういう味のある良いおじさんになれそうな子っている?とか考えてしまう

 

続いてもりくみさんMCによるキャストさんたちへレミゼの思い出のインタビュー

「せっかくこういう場だからね、楽しい話がいいよね」って鹿賀様の披露したエピソードに爆笑。

Twitterに書いたものから転載

※何せ書いとかないと全部忘れる

 

鹿賀「クリスマスイブに若いキャストにパーティーに誘われなかったので、村井國夫と斎藤晴彦と高架下のラーメン屋でラーメン食べてた。サインを頼まれたが、意地でも日付は入れなかった」


剣持「プリュメ街のシーンでベンチに座ったら衣装がひっかかってベンチを持ち上げてしまい、力持ちのコゼットになってしまった(笑)そのときのマリウスが洋平さんだったので、こっそり非常事態です!って合図を送って2人が愛を語らうシーンなのに実は服の処理をしてもらっていた」


今「2009年の千秋楽で機械故障で橋が降りてこなくなり休憩挟んで2回自殺さしてもらいました」

※わたしこれ実際公演見てたんだけど、バリケード陥落のシーンあたりから機材故障?でピーーーって機械音が止まらなくなり、音響いじったのか?何なのかでキャストのマイクも切られて、それでも芝居は止まらず、別所さん、安崎さん、今さん生声で歌い切ってたんですよ。そのまま芝居続行して何もないヴァルジャンとジャベール~で捌けたとこですいません1回止めますって中断入ったから自殺まではいかなかったような気がする。

中断してるときにジョンと別所さんが舞台に出てきて観客に謝罪してて、そのときの別所さんの悔し涙が忘れられない。

 

泉見「機材不良で下水道のセットが下がらなくなり、そのまま下水道で結婚式あげた」

※いずみん、なんかもっとやばいことやらかさなかったっけ?っておもったけどたぶんあれだそれ、ダンスオブヴァンパイアで杭を忘れて靴で心臓打ったやつだwww

 

坂元「2幕頭バリケードが上手と下手から出てきて連結されるんだけど、それがうまくいかなくて、連結されてなかった。塩田さんに『出るなー!』って言われてそのままオケの音ずっとキープしてくれてたので出るの待ってたら『サカケン行けぇー!』と言われ、よっしゃ!って出たらバリケードに隙間めっちゃ開いてて、ウワァなって、がに股でレーッド!したらちょっとずつバリケード動き出して閉まっていった」

※これ文字にすると別におもしろくないんだけど、さかけんの再現VTRと語り口調がすげえうけるんで、公式twitterの写真見てくれ(^ω^)てか映像くれ

 

津田「(旧演出の)2幕頭のスローモーションの練習をずっとやってたら岡幸二郎さんに他にやることあるだろと言われた」

※もりくみさん「あ~岡幸なら言うわ」

 

清史郎「自分の初日の日、ジャベールが歌ってる間にスタンバイしてて緊張のあまり袖で吐いてた。あのときのスタッフさんごめんなさい」

※当時スーパー子役でテレビに出まくっていた加藤清史郎さえ、初舞台はこんなに緊張するんだなあとびっくりしたエピソード。当時10歳そこらであの小さい身体で、悩んで、苦しんで、いろんなものを背負って一生懸命板の上に立っていたのだろうと思うと泣けてくる。

 

純名「緊張しすぎて初日涙が止まらなくなってしまって、それを見た村井國夫さんが役者にとって緊張するってことは大事なことだよみたいに言ってくれてすごく気持ちが落ち着いた」

※もりくみさん「村井國夫にハゲまさr…すいません」

 

シルビア「リトルコゼットで受けて落ちて、ガブローシュで受けて落ちて、エポニーヌで受けて落ちて、20年越しにレミゼのオーディションに合格したのがファンテーヌだった。その時のコゼットが知念ちゃんだったので、今日ファンテーヌとして舞台に立ってる知念ちゃんを見て感無量です」

※次は、あっちかな(テナ妻)って言ってたからぜひ狙ってください!(笑)

 

戸井さんと徳井さんかな?カウントダウンの時の配役チェンジレミゼの思い出をお話されてました。わたしもそれぜひ見たかったわ(笑)ていうか、またやろうよwww

※もりくみさんリトルコゼット、徳井ヴァルジャンでコゼットだっこできなくてコゼットにだっこされて捌けたとか、岡幸がマダムテナルディエで岡幸の煮豆が出品されたとかの伝説のあれですよね。レミゼでもクラブセブンみたいなことやってたんですねwww

 

今さんは、奥さまとのなれそめを聞かれてました❤

現場ではほとんど話さなかったし、怖かったそうです(笑)

 

あと鳳蘭様ともりくみさんが「コゼットやろうね!来世は」って言ってました(^ω^)

 

ほんとーに何年経っても女優さんたちは綺麗よね~おじさんたちはおじさんなんですけど(←)

 

みなさんのお話を聞いてると緊張しすぎた話とか、失敗談とかで今は立派に舞台に立たれてる俳優さんたちもいろいろあったんだなあと。

あたりまえなんだけど、どんな俳優さんにも初舞台があって、緊張したり、失敗したり、お亡くなりになったキャストさんもいて、いろんな積み重ねがあって、諸先輩方が築いたものの上に今のレミゼが、成り立っているんだよね。

なんで舞台が好きなんだろうって思うんだけど、人が作るものだからなんだよね。人が作るものだから感情があって感動がある。血が通ったものになる。その幸せな空間にまた足を運びたいと思うのだ。

 

この作品がなければ今のわたしはなかったと思います。

30周年おめでとうございます。