かのコレ

キャスト発表されたときだけ元気になる茶の間

イクトゥスの話

昨日も喋りすぎなフランケンの会でした。

最初真面目に(そうでもない)フランケンの話してたんだけど最終的にとうらぶと黒執事の話してましたね(^ω^)おたくきめえ

池田屋は室内戦だから小刀を育てないといけないの!とか刀のすばやさの話を熱心にされたんだけど知らんがな(とうらぶやってません)

 

この前ブログに書いたトクサツガガガっていう漫画にイクトゥスの話が出てくるんですが、要は、ワイらかて公式に課金したいんじゃ。普段持ってても恥ずかしくないような(だがおたく同士なら認識できる)グッズを出さんかいって話なんだけど。

 

特に、こないだのダンスオブヴァンパイア

見てこのダサさ


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ブスすぎるチャーム

 

人につれてってもらうたびに、さすが宝塚のグッズはかわいいなあ(しかも種類が多い!)と思う。

 

加藤和樹のFCのグッズがすごいかわいいよって話になってマジかよと思って調べたら

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マジだ。

 

かたや、浦井健治FCはこう

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FC間格差の闇

ビッグフィッシュ(2/8ソワレ)

やばい

ビッグフィッシュやばい(語彙力)

 

元々映画版が好きで(ていうかユアンマクレガーが)DVDも持ってるくらい好きなんだけど

は??川平ユアンできんの??とか思ってたけど川平わりとユアンですやん????

 

もうね、すごい(語彙力)

 

すごいティム・バートンみたいだったし、すごいミュージカルみたいだった(ティム・バートンだし、ミュージカルです)

 

まず見て。グッズが鬼かわいい 

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東宝って売る気ないの?っていう糞グッズばかり出ますけど

やだー!なにこのカルピスみたいなポーチ!キャワイイー!カルピスみたーい!(カルピスは配色が逆です)

イクトゥスってこういうことだよね(トクサツガガガ)
いや、おもいっきりビッグフィッシュ書いてあるけどな 

 

演出はどろくさいのに滲み出る透明感と光の演出に定評のある白井晃

客席もほんのりブルーライトに染まっておりキラキラしたりおどろおどろしくなったりふんわり浮かびあがったりくるくる変わるディズニーのショーみたいな幻想的な照明がとっても印象的でした。超ファンタジー。

エドワードが語る空想の世界のあざやかさと現実のシーンのシックで落ちついた色合いの対比がめちゃめちゃ綺麗。

白井晃マジ、ひだまりと余白のシンフォニストか

いや知ってたけど。

 

女優陣のファッションショーのようにくるくる変わるお衣装がとってもかわいい。着こなす役者さんたちもすごいのだけど。早替え多くて大変そう。

ねねちゃんはマジ首長小顔族だな(←お花様とか万里生もそれ)

キレッキレのダンスをガツガツ踊るところも良い(笑)

霧矢さんは青いドレスで川岸からバアアアアアン!!って現れるシーンがめちゃめちゃ綺麗。

 

鈴木福くんすげー大きくなっててびっくり。もう中学生になるんだっけ?

こないだまで加藤や小西の半分くらいしかないリトルアッキー、リトルカッキー見てたから余計(笑)

歌うと天使の声でめっちゃかわいかった!

もっと歌ってほしかったな。

 

わたし浦井健治ゴリ押し芸人のくせに最後に浦井先生見たのデスノートなんですけど(死)

久しぶりの浦井先生あいかわらずしかめっ面で苦悩してて(役)

大抵の浦井は大抵苦悩してるな

苦悩役者

彼は20代の若い頃から子持ちお父さんの役やってたけど、いまだにお父さん役にはどうしても見えないな(笑)近所の兄ちゃんだわ。

あと連日フランケンで加藤小西のストイックパーフェクトボディ見てたから浦井先生のむっちりワガママボディ見ると安心する

ですよねーふつうの30代男性ってそうですよねー(^ω^)

※浦井脱ぎません

 

で、結局浦井で泣くから。

浦井最高かよ(浦井ゴリ押し芸人)

 

よそから見たら「浦井くんの(役名よ)お父さんおもしろいね!」「楽しいお父さんがいていいね!」だけど(ジョセフィーンがこれですね)
当の子供にとってみたら自分の親が普通と違うっていうのは相当ストレスだし拒絶してしまうんだろうなあ。
一度親を否定して自分とは違う人間だと認識して子供は大人になるわけで。
アイアムサムという映画があって(天才子役ダコタ・ファニングが一躍有名になった作品ですね)知的障害のある父親と娘の話なんだけど大好きなパパが普通じゃないとわかった時の彼女の演技がほんとに秀逸だった。
やはりどこかで子供は親に「まともであること」を望むんだよなあ。

 

同行者に「結局魔女が見せたエドワードの最期」って何だったのって言われたんだけど
それはもちろんエドワードの作った空想の話でそもそも自分の最期なんて見えないしわからないんですよ。
たぶん、俺は普通にはくたばってやらねーぜ!っていうエドワードなりの想いをもって語った話だったんじゃないんですかねえ。
それでも家族に恵まれ、愛する息子と和解し、普通に亡くなっていったエドワードはきっと幸せだったと思う。
息子の話を嬉しそうに聞くエドワードを見て、きっと彼はずっと息子とこうやって一緒に楽しくワイワイ話したかったんだろうなと思った。
映画版もそうなんだけど、どこまでが空想でどこまでが現実の話なのかがふわっとしていて曖昧っていうのはこの作品の魅力であり、分かり辛い点でもあるのかなあ。
原作知らなかったり、作品の余韻や余白をイマジネーションで補完していくタイプの人じゃないとわりとポカーンして終わるみたいです(笑)

 

舞台版だとちょっとわかりづらいかもだけど、お葬式のシーンでエドワードが語ったお話の中に出てくる登場人物たちがやってくるんですよね。
魔女、サーカスの団長、巨人、双子(映画版にしか出てこないけど)
しかもみんなちゃんと年を取って。その人たちほんとに存在したんだ!!って感動する。
映画版もめっちゃいいのでぜひ見てもらいたい。水仙のシーンとかエドワードとサンドラの出会いのシーンとかほんと綺麗だよ。


実はこれタイトルの「BIG FISH」という言葉が大きな意味を持っていて
文字通り「大きな魚」
「大物、有力者」
「ほら話」←たしかに「FISH STORY」っていうよね
という意味があるそうで、3つの掛詞になっているんですよね。
川のシーンが何度も出てくるのとか人魚の話が出てくるのはお魚へのオマージュなんでしょうね。(映画版のバスタブのシーンとかもかな?)
ビッグになりたいとずっと語っていたエドワードは、息子ウィルの即興で作る自分の最期の物語で、愛する人たちに囲まれて文字通り大きな魚になって川へ帰っていく。
そして父と向き合い、軋轢から解放されたウィルは生まれてきた息子にかつて自分がそうしてもらったように、父の話をし、父と同じ歌を歌い、息子を愛する。
ほら吹きで大物になりたがった彼の父親はいつまでも紡がれていくビッグフィッシュとなる。


決して派手な作品ではないけれど、暖かい気持ちで劇場を後にできました。
若い子はピンとこないかもしれないけど、BBAになるとこういうのほんとアカン。
くっそ泣いたわ(結局)

 

お誕生日問題

2月は周りにお誕生日の人が多くて毎年頭を悩ますお誕生日問題。
プレゼントどうするよ…

つい先日の記事にも書いたんですけど、ぱらまりさんとお互い今なにが欲しいか聞き合ったのね。かのこ「まあ、聞いといてあれだけど、おまえのプレゼントはもう決まってるから(ドヤア」
ってかっこよく言ったんだけど

かのこ超きめえな

 

意外と、なにがほしい?って聞かれるとパッと思い浮かばないものですよね。

かのこ「まあ、ぶっちゃけ1番必要としているのは携帯の機種変」
ぱらまり「いや、そういうのじゃなくて」
かのこ「じゃあ、敷布団」
ぱらまり「敷布団」
かのこ「うちに送ってくれればいいから」
ぱらまり「敷布団」
かのこ「うちの敷布団がせんべい布団すぎて、こないだインフル発症してずっと寝込んでたときマジ床ずれになるかと思ってん」←おばあちゃんかよ
ぱらまり「敷布団」

敷布団うちに届くの楽しみにしてますね(・ω・)


プレゼントをあげるのは大変いいと思うんですけどね、相手の性別、年齢、趣味嗜好をまったく無視した自分のあげたいものあげる人って超迷惑じゃないですか。プレゼントテロリスト。
もらってこまるものもらってもこまるじゃん←上から読んでも山本山、下から読んでも山本山みたいな言い方
「なんでもいいよ、うれしいよ」って言われても絶対嘘じゃん
もらってこまるものもらってもこまるじゃん

 

「なんでもいいよ」って答える奴って大抵なんでもよくないじゃん
そこに費やしたわたしのお金と時間が無駄になるだけじゃん

明らかに趣味や好きなもや愛用メーカーやブランドなんかがハッキリしてる人だったらいいんだけどそういうの特にない人とかね。こまるよね。

 

だからもう、相手に欲しいもの聞くのが正解だよな…………って大人になってから気づいた
親しい間柄だと今はもう「これがいいです」って指定するかAmazonの商品ページのURL送ってるわ

 

それでな、いつも一緒に舞台行ったり仲良くしてくれてる職場の先輩が2月誕生日でな
でも既にジルスチュアートラデュレアナスイ、ジェラピケはあげたことがあって(貢厨かわたしは)←女子へのプレゼント四天王

え、今回なにあげたらいい??わからんと思って思わずググッたわ「OL プレゼント」で。

これをあげたら女は間違いねーぜみたいな特集のページをいくつか見たんだけど


花束(青山フラワーマーケットなら間違いないらしい)
パール
リング
ルームディフューザー
名入りグッズ


え???????まじで????????それもらったらうれしいの????????
彼氏さん、旦那さんにもらったら嬉しいのかもしれないけど
それわたしからもらってうれしい??????????????????
きもくない?????????????

いや金の延べ棒とか油田とかだったらわたしからもらってもうれしいだろうけど?????

 

 

もうこれ人によるとしか

 

さらに

 

ありきたりすぎるもの、チープに感じるものはNG!女子はとっても敏感!
高価すぎるもの、アクセサリーは重い
ウケ狙いや手作りグッズ、キャラクターグッズなどは控えて


なにあげたらいいねん

もうこれ人によるとしか


結論:人による


もうさ、金券かな←強引に金にものをいわす大人


それか地方公演の新幹線代とかかな

 

プレゼントとは(^ω^)

 

P.S

けっきょく先輩にも何ほしいですか?って聞いたら「アロマキャンドルホルダー」って言われて

 

ア…アロマキャンドルホルダーって…何ですか(^ω^)

 

おたくは懲りない

最近の舞台でよく思うのは大体チケ難だよねってこと。

わたしは既に、ガチのミューオタは引退してしまったので、バクスタから野次るサポーター的な茶の間ですけど、舞台おたく大変だなって常々思ってたのはまあ金銭面もそうだけどそれより何より何ヵ月も前から見たこともない作品のためにスケジュールを調整しないといけないことだったなー。

てかスケジュールわかんなくてもとりあえずチケだけ取ってたよね。

自分のスケジュールは推しと一緒

 

もうなんかさ、今何のチケ取ろうとしても大体とれないじゃないですか(^ω^)ヲタが最初に買い占めちゃうから。

チケなど最初からなかったんや。

いつからチケットが存在すると錯覚していた?じゃないですか(藍染惣右介)

チケットはどこにいったー

あるところにはあるさー

チケット風呂に入ってるーっていうミルク始まるじゃないですか(チケット風呂)

パンピの友達に「○○の舞台見たいんだけど!」って言われてもア~それ半年前に言ってくださいねぇ~(^ω^)じゃないですか。

 

なんか昔はレミゼでもエリザでも後からチケをガツガツ追加できたし、当券とか余裕だったから良席に拘ったり千秋楽とかじゃなければそんなにがんばらんくてもよかったのよね。

何ならボンベイドリームの話する(^ω^)?

※大体ボンベイの話する?ってなる

だから今舞台おたくやってる人すげえなって思う。

去年のシスアクなんかは、キャストは地味だけど(笑)チケも取りやすかったしnotミューオタの一般人にも優しい見た後鬱にならない楽しい演目だったので、こういう作品はあり続けてほしいなあと思うわけです。

↑訳:ミーマイやろ

 

発売日に即完の演目もすげえけど、開幕して徐々にクチコミでチケが売れてく演目っていいなあと思うのです。きっとみんな、こういう作品が見たかったんだねって思う。

自分の貴重な時間を割いておもしろいかどうかもわからない作品にお金出して劇場に足を運ぶファンはほんとすげえですよ。

チケと万札の違いわかってないからねあの人たちは。

 ミューオタは大変よな。

大変だけど楽しい。

その楽しいって気持ちを忘れたらダメなやつです。楽しいはずの趣味が義務やしがらみになってしまったらそれはもう違うんだよね

そこは初心を忘れたくないなー

 

あ~舞台楽しいな~また見に行きたいな~ って思える作品に出会えた人は幸せだと思います。

クオリティ高い作品は他にももっとあるんだろうけど自分の中で1番の作品ってやっぱり別格なんですよね。

そんなあたりまえのことを思った2017年の幕開けでありました(^ω^)

 

後悔しないようにしたいね

まあ、後悔はしても反省はしないのがおたくです(^ω^) 

フランケンシュタイン(1/29千秋楽)

あっちゅうまにフランケン東京千秋楽。
いやほんと、東京なにしてたよって我に返ったよね\(^0^)/
インフルで出遅れたとはいえ

 


控えめに言ってフランケン最高でした。

 

悲しみの伝道師ペア柿澤/小西を見てきたよ!
1番最初に見たペアがここだったから個人的に思い入れの深い2人であります。
絶望を死ぬほど浴びたいいっそ殺してくれ派なので、悲壮感半端ないこのペア好きなんだよね(笑)
なんかもうここ2人はさ、かわいそう
かわいそう(二度目)

 

やっぱさ、柿澤ビクターは拗らせ方が半端ねーわ。
既に1回新世界の神ってる奴は拗らせ方が違う。
あきのりのビクターが生まれ持っての天才肌だとしたら、柿澤は拗らせた凡人。
我を忘れて研究にのめり込み、満たされぬ欲情に溺れ、もがき続ける。
強さゆえに力を切望したあきのりとは反対に、弱さゆえに力を求め、神だ天才だ創造主だというあてのない幻影に取り憑かれる。自分は一体何者なのだろうか。
1歩引いたところでそれを見ている小西アンリはそんなビクターがどこか怖くて、うらやましかったのかもしれないね。
柿澤ビクターだと、アンリへの依存度がすごい。
唯一の理解者であり、共犯者。弱さを見せられる人間だったのかも。
最初は自分の野望のために手に入れた役に立つ駒ぐらいのかんじだったんだろうけど、互いに魅せられて依存してよりかかっていたのだろう。

 

ビクターの罪を被り、友のためだと死んでいく小西アンリはほんとはビクターと共に生きたかったんだ。
同じ夢を見て同じ場所に立っていたかった。
相手に依存していたのはむしろアンリの方だったのかもしれない。自分ができないことをビクターを使って叶えようとしていたのかもしれない。
出会い頭に偽善者と罵られたアンリは最後まで偽善者だった。
そんなアンリの最後の気高い自己犠牲が結果としてビクターを苦しめ、すべてを奪い、堕落させていくことになるのは皮肉である。

 

2幕の闘技場のシーンを我々は「スーパー柿澤タイム」と呼んでいるのだが

千秋楽のスーパー柿澤タイムはだいぶ好き放題やってたわ(笑)

絶対に笑ってはいけない柿澤24時。

いつものおじいちゃん芸にフェルナンドに「それは誰の真似だ!!!」と問われ「に、日本の俳優さんです」

「I have a アンリの首~」ってPPAP始めるも会場微妙な空気(笑)

さらに小西に「オメーこの時間が早く終わればいいと思ってんだろ!?終わらせねーよ!!????」と絡むwww

捌ける際にそうまさんに「これ(ステッキ)貸してあげるから何かやって(^ω^)」と無茶振りwww

絶句のそうまさん、謎のダンスを披露し柿澤に「俺よりスベってるwww」とダメ出しされる。

スーパー柿澤タイムくっそ

 

アンリの首から生まれた悲しき怪物はビクターの過去そのものだ。

純心無垢なる者として生まれ、愛情や解放を求め、踏みにじられ、過去に囚われる亡霊となる。

加藤は武骨で芯があり、小西は繊細で儚い。

加藤の怪物とかすきあらばジャックぬっころだったわ(笑)マジ殺し屋。

復讐を楽しむ加藤と、(それが何の感情なのかは本人わからないけど)涙を流しながら手にかけてそうな小西。

 

カトリーヌとの シーンはほんとにせつない。

加藤は優しくしてくれたお姉さんになついてるだけだったけど、小西はもはや恋をしている。初めて他者から向けられた愛情に愛情で応えただけなのにすべてを拒否され蔑まれ

自分もボコボコにされて床に這いつくばっているのに、暴行を受けるカトリーヌを助けたくてでも何もできなくてうええってなってる小西はなんかもうほんとにかわいそう。

小西の怪物はもうほんとにかわいそう。

ただただ、愛されたかった。

 

ラストシーン、命の創造という神の領域をも犯す絶大なる力を手に入れた代償はあまりにも大きく、
大きすぎる力の重圧に狂った創造主は、自ら作り出したかつての友なる者の亡骸を抱え絶望に打ちひしがれる。

どうすることもできず、ただただ、溢れ出す嗚咽と自責の念にまみれ惨めにこうべを垂れ地を這う生命の創造主はもはや何者でもない哀れな1人の男の姿だった。

魂の片割れを失った永遠の迷子だ。

怪物はビクターの過去そのもので、怪物と向き合うことは自らの過去と向き合うことでもあったんだと思う。
加藤からは過去との対峙、小西からは過去との決別を感じた。

小西の怪物はきっとずっとビクターに殺されたかったんだな。囚われている足枷を外してもらいたかった。自由になりたかった。友の名を呼び、友の手にかかることでようやく解放されたのだ。これでよかったんだ、ずっとこうしてほしかったんだそんなふうに感じた。

 

本当に後頭部を石でガンガン殴られてるような悲壮感半端ないペアである。

そういうの、大好きだ(ハンス)

 

ところで、カトリーヌに「腕あげて?」って言われたときの小西がアリクイ(の威嚇)ぽいってtwitterに書いたら

 

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いや、ラストの柿澤もそんなんだよって言われて、そう言われてみたらアリクイだったな、もうこいつらアリクイペアだなって話してたんだけど、いやあきのりもアリクイだし、加藤とか、かっこいいアリクイだわってなって全員アリクイかよ

アリクイシュタインかよ 

(結論:かわいい)

※かっこいいアリクイとは

 

カテコで柿澤が自身の怪我のことについて触れ、こうして当たり前に初日を迎え、当たり前に千秋楽を迎えられることが幸せだと語っていた。

たとえばうちらがアキレス腱切ったとして、歩いたり走ったり日常生活ができる程度に回復したのであればそれはいいけど、あの人たちにとっての足ってそういうことじゃないから。

柿澤ほんとによかったね。元気に板の上に立ててほんとによかったね。

ふうかちゃんも昆ちゃんも無事に復帰することができてほんとによかったね。

誰1人欠けることなく、初日が開いて無事に千秋楽を迎えることは本当にすごいことなんだよね。

 

そうまさんは自作の感謝の歌を突然朗々と歌い出し(笑)ニコニコと見守る小西、大爆笑してる音月柿澤。

相島さんに「先輩楽屋で練習してたのそれだったんですねwww」って言われてキャーッて慌てて走ってくるそうまさんwww

かわいいかよ。

 

小西は怪物くんと紹介され(くんつけると別の人になるwww)第一声「…がお(にゃ―ポーズ付)」

制作さんにすいません、チケット1枚ありませんかねって言うとすげー冷たく「ないです!」って一蹴されるくらい盛況となって嬉しい。韓国で生まれた作品を、こんなふうに国を越えて共有することができてよかったという旨のことを語ったあとに

小西「え~大阪~タコヤキオイシイ、福岡………(回りから水炊き!とフォローが入る)ミズタキオイシイ、名古屋…(回りから手羽先!とフォローが入る)テバサキオイシイ、でも1番はクマー?(客席に)」

客席「お、おいしー!!」

突然の振りにざわつく客席wwwそんなコール&レスポンス知らないよ小西www

 

めぐ様は再演のことについて触れてました。

ほんとにぜひ再演お願いしたいよ。キャストは変えないで!

 

客席にいるはず…と紹介された加藤みんなが客席をキョロキョロしてると突然舞台袖から「ここにいるよ!」と答え遠慮して壇上には上がらなかったものの、みんなを労っていました。

 

その後2人で出てきた柿澤小西、謎のテンションではしゃぎ、「おい、ぐだぐだじゃねえか、どーすんだ」とお互いをばしばしどつきあう(笑)

小西「あれやってよ(突然)」

柿澤「ハァ?」

小西「流行ってるやつ」

ここにきてまさかのPPAP

げらげらする客席に柿澤「なんで本番でそれくらい笑ってくんないの???」

 

柿澤ってそういうとこある(^ω^)

 

そんなかんじで東京は終了。

CD化とDVD化と再演を願い、次は地方公演なり。

 

フランケンシュタイン(1/26マチネ)


1番穏やかで有名なフランケンシュタイン中川/小西ペアを見てきました。
まろやか平和ペア(身長差やばい)

どこかふわふわして現実感のないファンタジーだったなあ。
昔、こんな伝説があってじゃな…っていう悲しいお伽話を見ているような、絵本を読んでるようなそんな感覚。
ぱらまりさんがあきこにはシザーハンズって言ってたけどまさにそんなかんじ。

あきのりはさ(あきのりとか呼んだことない)もうさ、頭おかしいくらいうまいじゃないですか(歌)
あんな難しい楽曲を鼻歌のようにサラッと歌うじゃないですか
低く囁くように歌ってたかと思ったらいきなりスコーンって高音出すじゃないですか
柿澤が下手とか歌えてないとかそんなこと全然ないんだけどあきのり見たらあいつやっぱやべえわってなるよ
歌ウマおばけだわ。しかもあんだけ歌って全く喉つぶさない。声帯おばけ。(柿澤もだけど))
いつ「僕こそフランケンシュタインみたいな曲歌いだすかと思っていたわ
死体だけが生きがい~って歌ってた(歌ってない)

あきのりビクターはまさに神童、天才肌。たぶん錬成陣なしで錬金術使えるやつやで(※ハガレン
天才ゆえ神に挑み、禁忌の領域を侵すことも厭わない。
そして自分ならそれができるとまっすぐ信じて疑わない。
そんなビクターを1歩引いたところで見守り、愛情深くやさしく寄り添う小西アンリ。
互いにリスペクトし、共存する2人という構図。
あとは、柿澤がいつまでもグズグズやってるのに対して、あきのりはとても潔い(笑)
お姉ちゃんにまさかアンリの首欲しいの??って言われて「欲しい(^ω^)」感すごいし
よっしゃ首Get!アンリ生き返らしたろ(^ω^)ワンチャンある!みたいな
柿澤がタブーを犯し、己の罪の重責や後悔を抱え苦しみ、転がり落ちていくのに対して、ダメだと知りながらむしろずんずん進んでいくタイプ。
怪物の復讐劇もどこかドライに受け止め感情を内に秘めているかんじがする。

 

本人の属性ゆえか、悲しい結末にも、どこか光や希望が見える。
怪物にかつての友の姿を見出し、全てを投げ打って己の勝利を虚空に吼える様はなんかもう神々しい。
ビクターの光を受けて2人が昇華されたようなそんな終わり方であった。

柿澤が芝居で見せるタイプ、あきのりは歌でお届けするタイプ。
喜怒哀楽全然声が違います。
さすが七色の声を持つ男。

 

あと、全然話変わるんだけどビクターがアンリ生き返らしてルンゲに「僕のコートをもってこい」ってめっちゃカッコよく言うんだけど
「柿澤にはロングコートだけどそれ小西に着せてもつんつるてんやでプークスクス(^ω^)」って言ったらぱらまりさんに
「やめろ!!!!それ中川もやるんだからやめろ!!!」って言われて
なんかそういう英語構文習ったよねって話(^ω^)
「中川にはロングコートですが、小西にはショートコートです」
誰か英訳して(^ω^)

フランケンシュタイン(1/25)

なんかみんなが、加藤いいぞ、加藤で泣いたとか言うから、加藤みてきたったぞ!!!

(ちなみに柿澤/加藤)

 

加藤ってあれでしょ

なにやっても加藤で有名なあの加藤でしょ

加藤の良いとこプレゼンして!取引先に言うみたいに言って!で有名な加藤でしょ

浦井健治ゴリ推し芸人のうちらにすぐ「まず浦井を呼んで」って言われる加藤でしょ

あの加藤でしょ

どんだけいい言うてもさ加藤でしょ

言うても加藤でしょ

 

 

 

で、幕間

 

加藤やばい(語彙力)

え、加藤やばくね?

やばい(語彙力)

 

えっと…チケは…(財布開く)

 

おたくは華麗に手のひらを返してシームレスに財布に以降!

 

 

※チケはありません

 

びっくりした、加藤めっちゃいいじゃん。

1幕くっそ泣いたんだが。いや、どうせ小西出されても泣くんだけど。

 

名シーン、君の夢の中で

 

加藤は親友ビクターのために自分は喜んで死のう、後悔はない。誇りを持って死んでいく。

親友の罪をかぶり、処刑される悲しい場面ではあるのだが、光に満ちて堂々としていて気高く、照明もあいまって絵画のように美しいシーンになっている。

 

小西のアンリはなんかもうすでに生気がないというか生きるのをあきらめてる。

「こにし、いま、しぬよ!」

だろうね!!!!

いわなくてもわかるよ!ああ、こいつ死ぬんだなって。いや、死ぬんだけど。とにかく悲壮感がすごい。

そういえばあいつ10年前から「死んでもいいさ」って言ってた

1番死んでもいいマリウスで有名だった

 

柿澤/加藤は男っぽい友情だったな。

アンリおはよー!って出会い頭に顔面ワンパンいれてきそうなビクター(それ柿澤がやばいだけじゃん)

ビクターがワガママで子供っぽい甘ったれ天才おぼっちゃんな分、大人で包容力のある兄のようなアンリというコンビ感。

たぶん、アンリがビクターの罪をかぶってるのはあの1件だけじゃないよな?ということが伺える2人(笑)

 

そんな2人だからこその2幕がやばい。

素手で殴り合ってるような感情の応酬。絶望、嫉妬、憎悪、不の感情をこれでもかとみせつけられる。友の亡骸を掻き抱いて天を仰ぐ哀しき狂人の救いのない末路はまさに悲劇。

ラストシーンは圧巻。

 

小西の怪物は、すらっとして手足の長いしなやかな佇まい。頭身が高く、どこか精霊的な雰囲気はもはや人外(この人も十分ビジュアル妖怪だよな←忘れがち)

対する加藤の怪物は、どっしりしてアスリートのような屈強な体型でちゃんと人っぽい。

twitterにも書いたんだが加藤が斧とか大剣装備で、小西が弓とか双剣装備っぽい。

双剣装備とかモテ要素しかねえよ(偏見) 

 

とにかく、絶望度の高い組み合わせでありました。すげえな、これ。

 

うちらがこれまで見せられてきた加藤は一体何だったのっていう。

あれ誰(^ω^)

おまえ1789どこで何してた(ロナンだよ!!!)

 

未見のあっきーの話は、次回のエントリへ続く…